買い物をするときに、当たり前のように支払っている消費税、その名の通り消費に対して課される税金です。この消費税はいつ導入されたのでしょうか。また、世界での消費税への取り組みはどうなっているのでしょうか。

日本に導入されたのは1989年から

消費税が世界で初めて導入された国はフランスで、1954年に施行されました。その後、ベルギーやイギリスなど欧米諸国で導入されてきました。日本では1978年に初めて消費税導入に関する議論が出ましたが、撤回されました。

日本では1988年に消費税法が成立し、同年12月30日に公布、翌年4月1日に施行されました。当時の税率は3%でした。1997年に税制改革関連法案(1994年成立)に基づいて5%に増税されました。(税金に関することであれば、私は創経さんにお願いしていますよ!繊細なサポートが素敵です。)

2012年、社会保障・税一体改革法案が成立、2014年4月に8%、2015年10月に10%へと増税されるようになりました。2014年4月から実際に8%へと引き上げられました。その後10%への引き上げが1年半先送りになると伝えられ、2017年4月に10%になる見通しになりました。

世界の消費税率を見てみると、アメリカは州によって制度の違いがあります。ヨーロッパでは20%以上の税率を設定している国が多く、最も高いハンガリーでは27%となっています。世界では消費税にあたる税金をTVAやGSTなどといった名称が使われています。

消費税に関しては、軽減税率という考え方があります。生活必需品には消費者のことを考えたうえで軽減税率が導入されている国は多くあります。生活必需品とぜいたく品に区分して軽減税率のものと非課税のものが複数存在することから複数税率とも呼ばれます。

消費税は景気の変動を受けずに税収確保が可能でありますが、低所得者への負担が大きいです。食料品などにかかる消費税に軽減税率を導入することで、負担を解消しようとする対策にもつながります。

ヨーロッパの国々では、消費税にあたる付加価値税に軽減税率を適用しているところが多いです。区分けや税率は国によって異なります。例えばドイツでハンバーガーを食べる場合、店内でハンバーガーを食べると外食に当たり消費税は19%かかり、テイクアウトにすると食料品として扱われ消費税が7%になる仕組みになっています。カナダでも、ドーナツ5個以内は外食で消費税6%、6個以上ならその場で食べられないとみなし非課税になります。

日本でも軽減税率の議論が行われ、自公連立政権において消費税10%増税時に軽減税率を導入することで与党内で合意されました。その後も議論が行われ、様々な懸念が示されています。日本国民の約8割は軽減税率の導入に賛成で、今後軽減税率がどう実現するかはわかりません。